シカ型レプリロイド - 絵置き場

シカ型レプリロイド

「0と1の伝道師 ライトニング・チデジカー」
情報戦に特化したレプリロイド。高度なデジタル信号処理能力を有し、頭部のアンテナから発する強力な電磁波でコンピュータシステムをクラッキングしてコントロールを奪うことができる。
何事も白黒つけて割り切ることを好み、中途半端や妥協といったものを一切許さない偏執的な性格の持ち主。それゆえ、曖昧さの残る「アナログ」を「デジタル」に比べて劣ったものとみなし見下している。
デジタル技術が社会に浸透したこの時代において、いまだに「劣等」なアナログ技術が使われ続けている現状に業を煮やした彼は、その頑なな性格ゆえ思いがけない強硬手段に出る。軍のネットワークに侵入して軍事衛星を自身のコントロール下に置き、「7月24までにすべてのアナログ機器の廃棄を要求する。要求に従わない場合は、奪取した軍事衛星によって電磁パルスを発生させ、地球上のすべての電子機器を破壊する」と全世界に向け一方的に通告したのだ。
この行動がもとで彼はイレギュラーと認定され、抹殺指令が下されることになる。
情報戦用の機体にもかかわらず戦闘能力は高い。うかつに接近すると、電磁波で麻痺させられて無防備になったところに、手足の硬質の爪による打撃を叩き込まれる。打撃を恐れて距離をあけても、頭部のアンテナからの強力な放電が襲いかかるので油断は禁物である。

モチーフ

解説

架空生物モチーフのレプリロイドシリーズ。
2011年7月、地上波テレビ放送が完全にデジタル化されるのを控えてのネタ。